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動物病院開業・経営支援

動物病院開業の流れ


基本方針の決定

動物病院を開業するには、基本プランを立てる事が重要です。
まずは開業時期を決める事から始めましょう。
そこから逆算し、どの時期に何をすればいいかが、見えてきます。
また、予算は当初に立てた計画より、多くかかる事が殆どですので、予算には余裕を持つ方が良いでしょう。

物件を探す

開業する場所を決めます。これからの運営に大きな影響を与えますので、どこの場所で開業するかはじっくりと選びましょう。
物件を探す際に開業予定を考えている候補地にある、不動産屋を訪れ周辺の相場を知っておきましょう。
また、新聞の折り込みチラシでも相場を知る事が出来ます。
相場を知る事で賃貸物件か購入するかを予算に照らし合わせる事が出来ます。

診療圏調査の実施

最適な物件が見つかったら、周辺の調査を行います。
他の動物病院がどの場所にあるかを把握する事で、自院の診療圏の把握ができ、また、その後の広告展開にも役立ちます。
更には他の動物病院の評判や力関係も知る事で、今後のトラブルを防ぐことも出来るでしょう。
しかし、自身で行うのは難しいので、ここは専門家に依頼をするのが良いでしょう。

事業計画書の作成

開業後、成功する為には、事業計画書の作成は必須です。
新規開業は人やモノ、お金を用意してそれらを使い目標を達成させるものです。
中でもお金は事業をしていく上で非常に重要になります。どのくらいのお金を準備しないといけないか、それをどう使い、どう回収するのか、計画的に事業を遂行する為にも事業計画書は必要不可欠なものです。

資金調達

①日本政策金融公庫
固定金利で低金利なので長期経営計画が立てやすい特徴があります。
(※保証人がいない場合は金利が上乗せになります)

②都道府県の制度融資
各自治体には創業支援融資というものがあります。
(※保証協会への保険料が発生するので、利率だけではなく、保証料も考え検討しましょう)

③親族からの借入
一定の金額以上の資金を親族から貰うと贈与税が発生します。
借入の場合、贈与と区別する為に「金銭消費貸借契約書」を作成し、定期的に返済しなければなりません。

建築と内装

病院のレイアウトを決める際は患者様側に立ち患者様が満足できるかを考えて、外観、待合室、診察室を決めましょう。
また、処置室、手術室、その他の院内施設は機能を重視し考えましょう。

広告PRの立案

① 店頭看板・袖看板など
店頭看板は認知度を上げるのに必要不可欠です。人通りの多い場所に設置しましょう
② 新聞折り込み広告
地域新聞・フリーペーパーなどを活用し、医院の開業をアピール。
また、ポスティングにて近隣の方に知らせるのも良でしょう。
(獣医師法の広告制限に注意が必要)
③ ホームーページ
ホームページは情報量(院内写真、スタッフ写真など)の発信が一番多く、患者様に安心感を与える重要な媒体です。

諸官庁への届け出

動物病院を開業する際は、以下の届け出が必要となります。
(1)家畜保健衛生所等への届け出
①診療施設開設届
②エックス線装置設置届
(2)税務署・県税事務所への届け出
①個人事業開業届出書(税務署)
②事業開始等の届出書(県税事務所)
③所得税の青色申告承認申請書(税務署)
(3)労働保険関係の届け出
従業員を雇う場合には労働保険(労災保険、雇用保険)に入る必要があります。
①労働保険関係成立届出書(労働基準監督署)
②概算保険料申告書(労働基準監督署等)
③雇用保険適用事業所設置届(ハローワーク)
④雇用保険被保険者資格取得届出(ハローワーク)

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2016/12/06

【年末年始のお休みのお知らせ】
2016年12月29日(木)~2017年1月4日(水)まで年末年始のお休みとさせていただきます。
宜しくお願い致します。

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